注意と目的 4

胸郭にも注意を払い、胸が音もなく楽にふくらんだり縮んだりしているかどうかをたしかめています。


息を吸うときにやや窮屈さを感じるときは、どこかに緊張があることがわかります。


どこの緊張であれ、もっとストレッチをすればそれがゆるんできます。


・・・たとえば首の左側に緊張があることがわかったとしましょう。


そんなとき、わたしは椅子に座り、左腕は椅子のうえかひじあてに置いて、右腕であたまを右にかたむけ、首の左側の筋肉をストレッチさせます。


そのまま2、3分ストレッチしつづけてから、吐く息とともにゆるめます。


こんどは左手であたまを左にかたむけ、左右のバランスがとれたと感じるまで、それをくり返します。


わたしがその日のストレッチ運動をやめるのは、両脚や足先にあの心地よい、チリチリした生命力を感じたときです。


・・・それを感じるまではストレッチをつづけるのです。


注意と目的 3

もうひとつは椅子に座り、腰を折って、顔が床につきそうになるまで上体をゆっくりと前に倒していきます。


・・・つぎに両手で両足首をつかみ、そのまま静かに5分間座っています。


これは腰をのばし、横隔膜をひきあげて、呼吸のリズムを深くするのに役立つのです。


もうひとつの運動はまっすぐに立っておこないます。


両腕を前方に、水平の位置まであげます。


そこからできるだけゆっくり、両腕をあたまのうえまであげていき、そこでストレッチします。


それだけです。


ストレッチをおこなうとき、わたしはつねに自分の呼吸に注意を集中し、その音に耳をかたむけ、両方の鼻孔からでていく空気の量が同じかどうかをたしかめています。

注意と目的 2

わたしの経験では、運動のなかでいちばんいいのはストレッチです。


呼吸のリズムとからだの動きに注意をくばりながら、毎日10分間のストレッチをつづければ、心身がととのい、健康的な運動パターンが身につきます。


・・・そのパターンは神経系に刷りこまれ、終生の習慣となります。


それは週4回のエアロビクスよりもずっと効果的です。


わたしはその簡単な運動を50年間つづけています。


よくやっているのは、つぎのようなものです。


床にねそべり、両脚を大きくひろげます。


両腕を横にのばし、床に沿わせながら、ゆっくりとあたまのほうにあげていきます。


その間、からだが床にペタッとついているのを感じながらおこないます。


・・・これを1日5分から10分おこないます。

注意と目的

なにかをやりはじめるときは、まず自分がやろうとしていることに注意を払わなくてはなりません。


つぎに、目的意識をはっきりもちつづけて、行動の背後に肯定的な想念パターンをつくりあげることです。


エアロビクスをやっている人は、からだを動かして心拍をあげることを目的にしがちですが・・・


ほんとうに大切なのはすべての動きに注意をくばり、一挙手一投足を意識的におこなうことなのです。


ところが大半の人は、それができていません。


音楽とインストラクターの指示にこころを奪われ、からだを無理にのばしつづけて、ついにはプッツン!


膝や足首をひねってしまうのです。


より健康になるという最初の目的を忘れてしまった結果です。


わたしの患者でも、エアロビクスでからだを傷めたという人がじつに多いのです。


・・・ところが、治ってもまたそろ教室にもどり、障害をくり返す人が少なくないのは不思議です。


難局に揺らぐ巨城 2

なかでも「ガソリンをガブ飲みする」大型車の高収益に依存していたGMへの影響は格別に大きいものでした。


1ガロンで12マイルしか走らない「大型車は昨日までは王様でしたが、今日は犬になり下がった」のです。


・・・他方、1930年代からの寡占体制の展開は戦後において、GMを中心とした「ビッグ・スリー」として、その支配構造をますます強固にしていました。


寡占体制に伴う管理価格システムのもとでは、これを主導するGMにとっては、大型車がもはや代えることのできない高率かつ安定的な収益源となっていました。


同時にこれに追随するフォードやクライスラーにしても、この価格システムのおかげで、独占的利益に均露することができ、辛うじて生き延びるこどが許されたのです。


このように大型車がGMの収益構造にビルトインされてしまうと、それへの依存は深まる一方となり、製品政策は硬直化し、技術革新への意欲は失われてしまう。


1950年代末以来、ドナーを中心とする財務マン支配が確立されたGMでは、こうした危機への対応・・・


とりわけ小型車の開発と導入は、いっそう困難とならざるを得ません。


彼らにはそうしたリスクは禁物だったからです。

難局に揺らぐ巨城

GMにおけるこうした保守的で独善的な締めつけは、ベトナム戦争後のアメリカにおける社会的風潮とは明らかに逆行するものでした。


財務マン主導体制は社会や政治や世界の動向に対する無関心、内部指向的社風の環境変化への不感症的気運を生み出さずにはいなかったからです。


しかし、他方ではラルフ・ネーダーのコーベアの安全に対する告発は、自動車の環境汚染や破壊に対する批判が強まるなかで、「キャンペーンGM」正式には「GMに責任をとらせるキャンペーン」ーといった広範な大衆の抗議行動にまで拡大しつつありました。


ことにベトナム戦争への不当なアメリカ軍の介入と敗北に対する国民的義憤は、ビッグ・ビジネスの社会的責任追及にはけ口を見出だそうとしていました。


ビッグ・ビジネス・ナンバーワンのGMが、いつ真っ先にその血祭りにあげられてもおかしくはない状況にありました。


しかし、GMの試練はそれだけにとどまらなかったのです。


1973年10月に中東戦争が勃発して、世界はたちまち石油危機(第一次)の暗雲におおわれてしまったからです。


とりわけデトロイトの衝撃は深刻でした。

財務マン支配の伝統 2

このような社風は日本の年功序列と共通するものがあって興味深いですが・・・


たとえば1980年はじめの時点でみて、ちょうど任期を終えた会長マーフィー(勤続43年)、社長エステス(46年)、執行副社長ジェンセン(35年)のほか、現在のトップ・マネジメントを形成する会長スミス(32年)、社長マクドナルド(40年)、副会長力ール(33年)も、全員が子飼いです。


保守主義の強まるなかで、ドナーが進めたのは集権化でした。


1965年に組立事業部(GMAD)が設立され、五大事業部の中枢部ともいえるそれぞれの組立部門が、大部分これに統合されました。


さらに1971年には、シボレー事業部のローズタウンを含む残りの3工場も、GMADに移管されました。


この直後にローズタウン工場で、若い労働者を中心とする「造反」が起こったのも、理由のないわけではなかったのです。


ジャーナリズムは「ローズタウン・シンドローム」とか「ブルーカラー・ブルース」といった見出しで書き立てたものです。


もっとも、この集権化への動きは、一面では、GMの分割をちらつかせた当時の政府の反トラスト政策に対する一種のポーズでもあったようです。

財務マン支配の伝統

財務マン支配に不満を持ったオートマンのシーモン・ヌードセン(ウィリアム・ヌードセン元社長の息子)はフォードに走り、周知のようにその直系のジョン・Z・デローリアンもGMを飛び出して自滅しました。


スローンは第14章でも述べたように、GMに分権的事業部制をもたらしたが、その際財務のみはライン・スタッフ制からはずして集権化をむしろ強めました。


それとともに職能別に各事業部にわたる委員会制度を設け、相互の情報伝達を円滑化したわけですが、スローンは各委員会に出席してにらみを利かせていました。


したがってスローン時代から、分権化の半面では集権化の組織的メカニズムが存在していたことも事実でした。


ドナーはこの伝統を受け継いで、名実ともに財務コントロールの組織をGMに確立したのです。


・・・このことは社風である保守主義的ムード子飼い主義や内部指向性をいっそう強めずにはおかないものでした。

犬の無駄吠え防止には何がいい?

小さな犬はよく下痢をしたり、乱暴な扱いで骨折したりすることがあります。


日ごろからつぎのことに注意してやりましょう。


子犬が家に来た生後2カ月頃に、伝染病の予防ワクチンを接種しましょう。


また、子犬に回虫が寄生していると、胎盤から感染します。


検便して、寄生虫の有無を確かめてください。


下痢をしたら、1回に与える食事の量を減らしその分、食事の回数を増やしてやります。


くれぐれも食べ過ぎにならないようにしましょう。


子犬の活動が鈍かったり、足を引きずっているような時は、骨の病気を疑って獣医師によくみてもらうことです。


早期発見であればよくなります。


無駄吠え防止も早めに対策を立てましょう。


通信の価格破壊 2

ワールドコム以外でもいろいろ取り沙汰されています。


なにしろ国内で最大のネット(顧客)を持つNTTは、どこの国の通信会社にとっても魅力的な存在で、チャンスがあればNTTと提携したい意向を持っています。


なかでもBTは熱心にアプローチしています。


NTTの国際進出、KDDの国内進出だけでも通信業界にとって衝撃なのに、これからは強力な外資が参入してきます。


ワールドコム以外に各国の事業者が未開拓市場である日本市場を虎視眈々と狙っています。


内外入り乱れての再編劇はこれからが本番です。


最近ではインターネットFAXサービスの利用者も増えているので、今後がますます注目されますね。


さて、業界再編をもたらすきっかけとなったのは皮肉にも、NTTの再編でしたが・・・


ではNTTの再編はどういう経過をたどって、持ち株会社による分離分割に至ったのでしょうか。


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