
フランスのトゥールーズでガロンヌ川から分岐し、地中海に面したトー湖にいたる全長240km、支流部分も含めた総延長では360kmに及ぶ運河。
19世紀に鉄道に取って代わられるまで、大西洋と地中海との間を船舶で結ぶ、大量輸送ルートであった。
19世紀に鉄道が開通し、輸送ルートの主役の座から降り、現在では運河クルーズで人気の観光地となっている。また、動力を持たない当時の船舶を人や馬が引くために運河の両側につけられた道には、日差しを遮るために45,000本ものプラタナスや糸杉が植えられており、心地よい水辺の散歩道となっている。
ミディ運河は、文化遺産として1996年に世界遺産に登録された。